以前に机をDIYしました。
テレワークや副業に必要であると思い作成した机ですが、簡易的すぎて、収納スペースすらありませんでした。
なので、今回は前回作った机に引き出しをDIYで作っていこうと思います。
今回DIYするにあたり、考えたポイントは3つ
- PC本体を収める
- Mac Bookを収納できるようにする
- 安く抑える
この3つだけを意識して作成していきました。
まずは設計図を作成していきます。
設計図の作成
今ある机の寸法を測ります。そして、PC本体の寸法を測り、幅を決定します。PC本体の幅ギリギリに作りたいため、そのことを考慮して設計します。
PC本体のサイズは340mmでMacのサイズは325mm×227mmなので、引き出しの内内寸法が最悪228mmあればMacが入ります。340mmから「木材の厚み」「引き出しのレールの厚み」を差し引いても240.6とMacが入る大きさを確保できました。下の図が設計図になります。
![机の引き出し設計図](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/f5c8cd109eabc10556186e17f9e72d1b.png?resize=1024%2C535&ssl=1)
完成の展開図は作成してませんが、「どの部材が必要なのか」という図面を作成してます。この図面は自分ですらわからなくなりますので、もう少し詳細に記載してもいいと思いますwwww
ちなみにこちらはJWW CADで書きました。(無料CADソフトです)
用意した部材
上でも述べましたが、安く済ませたいので、考慮したことは
- ホームセンターの廃材コーナーを漁る
- 過去のDIYで余った部材を使う
それで用意できたのが
- OSB合板
- 集成材
- 引き出しレール
OSB合板は過去にシューズボックスを作成するときに使いましたが、そのあまりが少しありましたので、活用。足りない部分はホームセンターの廃材コーナーでなんとかなりました。
引き出しの顔となる部分は、過去にDIYで小上がり畳コーナーを作ったときに余った集成材を使用。
引き出しレールも小上がり畳コーナーの下に使用しようと思っていたが、結局使用せずに終わったので、それをフル活用。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3366-1.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
用意した部材
- OSB合板
- 1×4材
- スライドレール
- ラバーW集成材
- MDF
- 引手
今作業できるスペースがありませんので、木材はホームセンターでカットしてもらいました。
作成手順
手順は下記の通りです。
- 側面を組み立て
- 引き出し作成
- レール取り付け
- 合体
- 設置
❶側面の組み立て
OSB合板にレール取り付けるための1×4材をとめていきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3881.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
こちらを両サイド同じものを作成。
❷引き出しの作成
引き出しは、1×4材とOSB合板、集成材で作成していきます。
引き出しの側面・背面は1×4で、底板はOSB、前面は集成材で作成。
まずはビスで側面、背面を固定します。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3898-e1639297844398-1024x450.jpg?resize=1024%2C450&ssl=1)
そして固定した1×4材と底面のOSBを留めていきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3900.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
それを3つ作成します。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3902-e1639298040933-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
前の板は後から取り付けますので一旦引き出しはこれで終わりです。
❸レールの取り付け
次は引き出しのレールを取り付けます。
引き出しはwakiさんの450mm細幅タイプです。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3903-e1639297881860-1024x450.jpg?resize=1024%2C450&ssl=1)
引き出し側、枠側と両方に取り付けます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3907-e1639298165193-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
両サイド取り付けるため、同じ高さに取り付けないとスライドするときに動きが悪くなる恐れがあります。
なので、しっかりと測って取り付けます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3909-e1639298208976-1024x450.jpg?resize=1024%2C450&ssl=1)
それを3つ同じように取り付けます。一番下ってどの机も大体容量大きいようになっておりますよね。なので、それを真似て一番下だけは、レールを低い位置に取り付けて容量を大きく取れるようにしました。
❹合体
レールを取り付ける事ができたら、組み立て作業に入ります。
作成した側面とあらかじめカットしておいた背面のOSB材をビスで留めていきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3913-e1639298325423-1024x453.jpg?resize=1024%2C453&ssl=1)
背面は少し高さを変えました。(なんで変えたかは自分でも謎)
おそらくPC本体のコードが通せるように高さを変えたんですが、変える必要がなかったんじゃないかと、後悔後に立たず。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3914.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
組み立てたら、引き出しを入れ込んでいきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3916-e1639298424993-1024x448.jpg?resize=1024%2C448&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3918-e1639298509984-1024x455.jpg?resize=1024%2C455&ssl=1)
なんとか入れる事ができました。
引き出しの全面の板を取り付けしていきます。取り付けするのに前からビス留めすると、見た目がブサイクになるので、金物で取り付けることにしました。1引き出し2つ取り付けるので、合計6つ。金物が1つ200円なので、1,200円となります。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3919-e1639298562939-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
金物を取り付けていきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3920-e1639298646865-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
組み立ててからの取り付けだったので、超留めづらい。。
また、前の板を取り付けるのに「高さ」「横の位置」を正確に取り付けないと、ガタガタになって見栄えがとても悪くなるのです。なのでこの取り付けがこのDIYで一番と言っていいほど重要でミスのできない作業なのです。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3925-e1639298699131-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
3枚とも取り付けができました。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3924-e1639298792819-1024x445.jpg?resize=1024%2C445&ssl=1)
なんとか取り付ける事ができましたが、一番下の板が、フローリングに当たって、開け辛い。。
それは、おいといて、取手の部分を取り付けます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3896.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
この取手は、セリアで購入しました。100円均一「神」!!!
同じくセリアで黒のビスが売ってありましたので、そのビスで留めていきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3928-e1639298847746-1024x453.jpg?resize=1024%2C453&ssl=1)
取り付けが完了しました。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3930-e1639298886956-1024x453.jpg?resize=1024%2C453&ssl=1)
100円ですが、いい感じになりました。それを机に入れ込んでいきます。しっかりと合うのか心配ですね。
❺設置
机の下に収まるように測って作ったので、ここで収まらなければ、「作り直さなければならない」と最悪の想定を考えながら、設置していきますwww
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3931.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
ぐいぐい!!
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3882.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
なんとか綺麗に収まりました。一番気持ちい瞬間です!!!
そして、上面にはMDF材を乗っけます。本来ならボンドやビスでとめるべきでしょう。しかし、あまりにピッタリすぎて、留めなくても動かない。なので、写真の通り何も留めずにただ置いているだけです。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3883.jpg?resize=1024%2C473&ssl=1)
少しばかり隙間が開いてしまいました。この隙間は、前の板の位置が低いために起こりました。そう、このMDF材の厚みを計算し忘れておりました。
なので、前面の板を3枚とも少し上に上げて取り付け直しました。
そうすることで、隙間が見えなくなり、かつ、下の板がフローリングに当たっていたのですが、当たらなくなり結果いい感じになりました。
完成
取り付けたMDF材の上にPC本体を入れ込んでいきます。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3401.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
めっちゃピッタリ入りました。
全景はこちら
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3895.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
最高の机になりました。側面のOSB材の小口が少しばかり気になりますが、まあそれはDIYぽい感じが出ていいじゃないかと自分に言い聞かせました。
ちなみに椅子はAmazonで購入。めっちゃ座りやすくていいです!
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3887.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
引き出しの中はこんな感じです。
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3889.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
ここにMacを入れると・・・・
![](https://i0.wp.com/archixweb.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_3884.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
ピッタリと収まりました。
いくらかかったのか
今回の趣旨である安く抑えるというところで、お値段はどれくらいかかったのか。
材料代が約3,000円(カット代含む)
取手とビスで400円
取り付けるための金物が1,200円
合計が4,600円で作る事ができました!!もちろん元々持っていた廃材もありましたので、安くできたということが大きいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
引き出しをただ作るのはDIYの意味がないので、どうせなら、自分が使いやすいようにアレンジしてやろうと作成しました。
その結果PC本体がいい感じに収まり。収納できなかったMacも収納できるようになったので、大満足です。ぜひ参考にDIYをしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。